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アジア

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ニホンウナギを含めたウナギの資源管理が急務に

2014年06月18日

6月12日にIUCNは、レッドリストの改訂を発表した。新たに2,110種が追加され、ニホンウナギが、絶滅危惧種(EN)として掲載された。国内のウナギ類の資源管理体制を強化するとともに、漁獲、養殖、消費している関係国と共同して対策を進めることが必要である。

©Richard Thomas / TRAFFIC

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【開催報告】野生植物原料の持続可能な利用について考える

2014年04月08日

<生物多様性の保全と企業の役割>
3月26日、植物原料の利用に関わる日本企業を対象に、野生植物原料の持続可能な利用と保全について考えるセミナーを開催した。

©トラフィックイーストアジアジャパン

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中国が押収象牙在庫を処分-需要削減のための象徴的で歴史的な式典-

2014年01月22日

中国政府は、蔓延しているゾウの密猟と違法な象牙取引に対処するための国際的な活動をバックアップすることを示す行動として、法執行活動を通して蓄積された押収象牙6.15tを処分した。

©TRAFFIC

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「種の保存法」改正!3年後の見直しに期待

2013年06月10日

日本の野生生物保護にかかわる、重要な法律である「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」の改正法が、2013年6月4日に成立した。


トラフィックイーストアジアジャパンは、世界の生物多様性の保全に日本が積極的に貢献できるよう、種の保存法による野生生物の国内取引の管理に対する要望を長年おこなってきた。今回の改正により、成立以来20年にわたり指摘されてきた懸念点が、いくつか改善される見込みとなった。

©トラフィックイーストアジアジャパン

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【CITES-CoP16】会議情報:希少なカメ 日本の先例に

2013年03月12日

現在タイで開催されている第16回ワシントン条約締約国会議において、日本が提案をしているリュウキュウヤマガメを含む、多くのカメ類についての議論がおこなわれた。


3月8日の、CoP16の第 I 委員会(Committee I)では、リュウキュウヤマガメを含む15種のイシガメ科のカメ類に関する提案をはじめ、多くのカメ類の掲載が採択された。


最終的な結果は、CoP16最後の全体会議により議決される。

©Taku Sakoda

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【CITES-CoP16】会議情報:タイ政府が象牙の取引を終了することを宣言

2013年03月05日

3月3日にはじまった第16回ワシントン条約締約国会議の冒頭で、タイ政府のインラック・シナワット首相がスピーチをおこなった。首相はその中で、ゾウの保護に貢献する意思を表明し、タイが今後、象牙の取引を終了することを宣言した。


インラック首相の宣言を受けてトラフィックサウスイーストアジアの地域事務局長ウィリアム・シャイードラは「各国の政府は、この重要なワシントン条約締約国会議において、世界的な違法象牙取引に決定的な一撃を与える機会を得ることになる。しかし、すべての関係者に、何もしなかった場合の結末と、次に取るべきアクションの明確な第一歩が示されて初めて、この機会が活かされることになる」と語った。

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【CITES-CoP16】関連情報:日本の固有種が附属書掲載提案に!

2013年02月07日

3月3日~14日、タイのバンコクで開催される第16回ワシントン条約締約国会議に向けて、トラフィックイーストアジアジャパンは、数回のシリーズでワシントン条約関連情報を掲載していきます。


第2回目は、「日本の固有種が附属書掲載提案に!」と題して日本政府がはじめて提案を提出したリュウキュウヤマガメ Geoemyda japonica についてをまとめた資料を紹介します。


そのほか、詳しい情報はこちらから→http://www.trafficj.org/aboutcites/conference/cop16/

©トラフィックイーストアジアジャパン

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マレーシアで大規模な象牙の押収

2012年12月10日

王立マレーシア税関は、国を経由するかつてない規模の象牙を押収した。見つかった象牙は、製材用木材の山をよそおった特設の木箱に隠されていた。


運搬のために「カシューの木製床材」と表示された2つの貨物が、取り押さえられ、調査された。木箱の上部を開けた後、およそ深さ1m程の隠しスペースの中に入った象牙を発見された。

© Elizabeth John / TRAFFIC

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Are youフェアワイルド?

2012年11月13日

フェアワイルド基準の利用が、政府の政策立案者を手助けし、野生植物の持続可能な利用を保証するために、民間部門に働きかけるためのツールとして、生物多様性条約のサイドイベントで取り上げられた。

©TRAFFIC

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野生植物の利用と人々の暮らしの持続可能性-世界的な生物多様性条約(CBD)の議論形成と各国の施行支援

2012年10月29日

野生植物の保全と持続可能な利用、そして植物に関連した伝統的な知識の保存は、生物多様性条約の個別目標を話し合う上で重要である。これらがハイデラバードで開催された第11回締約国会議で議論された。

©TRAFFIC

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