
2012年10月05日
日本固有種であるリュウキュウヤマガメのワシントン条約附属書掲載提案を、環境省が提出した。2013年3月の締約国会議で議題のひとつとなる。
ⓒトラフィックイーストアジアジャパン
2012年10月04日
トラフィックは中国における南西諸島に固有の爬虫類5種の市場調査を行い、調査対象とした5種のうち4種の販売を確認した。この現状を鑑み、提言をまとめている。
ⓒTRAFFIC East Asia - China Programme
2012年08月01日
2回目の摘発である、密輸をおこなった違反者が6週間の実刑判決を執行されている一方、香港で差し押さえられた100頭をこえる絶滅のおそれのある爬虫類が、生息国であるフィリピンへ向けて飛び立った。
22歳の男性のカバンの中には、フィリピンヤマガメ Siebenrockiella leytensis 43頭、マレーハコガメ Cuora amboinensis 46頭、ミンダナオ・ミズオオトカゲ(Mindanao Water Monitor Lizards)19頭、アミメニシキヘビ Python reticulatus1頭が含まれていた。
©Kadoorie Farm and Botanic Garden
2012年07月31日
WWFは密猟や国際的な違法取引(密輸)の大きな犠牲となっている、サイ、トラ、ゾウに ついて、各国の実態を評価したレポートを発表した。この結果、主要な生息国と消費国が集中するアフリカとアジア地域において、密猟と、象牙、犀角、虎骨などの取引の水準が、最悪のレベルに達している実態が明らかになった。
この報告書の評価においてベースとなっている情報は、以下のようなトラフィックの取引監視ツール、および報告書である。:「ゾウ取引情報システム(ETIS:Elephant Trade Information System)」、「トラ押収データベース」、ワシントン条約事務局に提出した報告書『アフリカおよびアジアのサイ-実態、保全と取引(African and Asian Rhinoceroses-Status, Conservation and Trade)』
ⓒnaturepl.com/Mark Carwardine/WWF, ⓒVivek R. Sinha/WWF-Cannon, ⓒMartin Harvey/WWF-Cannon
電子商取引企業がオンライン上の違法な野生生物取引に対していかなる違反もゆるさないと宣言
2012年07月23日
中国で事業を展開する中国有数の電子商取引業者15社が、違法な野生生物取引に自社のサービスが利用されることに対して、いかなる違反も許さない方針を掲げるとする宣言に署名した。
ⓒTRAFFIC
2012年07月11日
ロリス類は、野生生物の密売業者のかっこうの標的になっているようだ。11日に12頭がスワンナプーム国際空港で旅行者のスーツケースから見つかったほか、東南アジア地域周辺の市場で、押収が、急増している。
©TRAFFIC
野生の薬用植物の持続可能な利用に関するパンダの景観プロジェクトが「赤道賞」を受賞
2012年07月09日
中国の長江上流域エコリージョンの山岳地帯での野生の薬用植物の持続可能な採取を推進するプロジェクトが「赤道賞2012年」を受賞した。
ⓒTRAFFIC
2012年06月27日
2012年6月11日に警視庁等がワニの剥製やトラ等の爪などを不正に取引したとして、「種の保存法」および「外為法」違反の疑いで会社役員の2人を逮捕した。
©Vivek R. Sinha / WWF-Canon
2012年06月07日
密輸者のカバンに詰め込まれた18頭のフィリピンヤマガメが無事祖国であるフィリピンへ返還された。
©Philippine Forest Turtle photo to Katala Foundation Inc/TRAFFIC
ベトナム:野生から持続可能な方法で薬用植物を採取するプロジェクトが始動
2012年05月23日
ベトナムには、農村地域の人々が伝統薬として頼っている植物がある。トラフィックは、バックカン森林保護局と協力して、こうした植物を守るベトナム初のプロジェクトを立ち上げた。
©TRAFFIC
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