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香港や中国本土での日本固有の爬虫類取引動向

2012年10月04日
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121004report_release3.jpg 香港のペットショップで見られた日本産爬虫類
 左:ヤエヤマセマルハコガメ、
右:クロイワトカゲモドキ
 ⓒTRAFFIC East Asia - China Programme

   日本、特に南西諸島には固有の生態系があり、そこにしか生息しない様々な生き物が生息している。中には天然記念物として捕獲や移動が禁止され、手厚く保護されている種もあるが、近年それらの動物種のいくつかが海外の市場で見かけられるという事実が聞かれるようになってきた。 

 そこでトラフィックは中国における南西諸島に固有の爬虫類5種の市場調査を行った。その結果、香港の市場で調査対象とした5種のうち4種の販売が確認されたほか、中国語のオンライン販売では3種の取引が確認された。中には、日本産、野生からの捕獲された個体などとうたっているものもあった。 

 日本で移動や捕獲が厳しく規制されているにもかかわらず、こうして日本固有種が海外で販売されている現状を鑑み、トラフィックはワシントン条約への掲載の検討を含め、日本の固有種の保全や取引の管理を強化するよう、提言をまとめている。 

報告書:『Trade in Japanese Endemic Reptiles in China and Recommendations for Species Conservation (英語)』 

 トラフィックのこの報告を受け、環境省は次回の第16回ワシントン条約締約国会議(CITES COP16)において、リュウキュウヤマガメ Geoemyda japonica附属書掲載を提案することを検討している。この附属書掲載の提案は、日本が1980年にワシントン条約の締約国になって以来、初めて日本が提出するアップリスト提案※となる。 

 CITES COP16で検討される附属書掲載提案の締め切りは、10月4日である。

 

※今まで掲載されていなかった種の附属書への新規掲載や、附属書IIIからII、IIからIなど、より監視や規制が強化される方向への附属書掲載提案のこと。

 

 


■レポートのダウンロードはこちらから
『Trade in Japanese Endemic Reptiles in China and Recommendations for Species Conservation (英語)』

 

2012年10月04日
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