
2016年09月25日
メロとして流通しているマジェランアイナメとライギョダマシについて、CCAMLRは多くの国が取引規制に協力せず両種を危険にされしていると報告した。ワシントン条約と交わされた誓約が守られていないとの指摘で、第17回ワシントン条約締約国会議に決定案が提出されている。
© Stuart Hanchet, NIWA, New Zealand
2016年09月24日
ETISの新たな分析により、世界的な象牙の違法取引は衰えることなく、2007年以降最悪の水準であることが明らかになった。組織犯罪との関連が懸念されており、国際的に協調された執行が必須である。
クリック数回で手軽に―消費者による選択に変化をもたらすアドバイス
2016年07月25日
トラフィックは、違法な野生生物製品の需要削減に関するオンライン・ツールキット「Wildlife Consumer Behaviour Change Toolkit」を開発した。需要削減のための「実践コミュニティ(Community of Practice)」-野生生物製品の消費者の選択を変える利害関係、愛着、関心や義務に関わるすべての事柄の情報源/リソース-として、このツールキットは、野生生物部門だけではなく、多数の分野からの経験を基に「コミュニティ」のメンバーが消費者の行動を変えるために本当に必要な最新の根拠や見識を共有できる場を提供する。
2016年06月03日
象牙の国内取引における新たな規制が、米国魚類野生生物局(USFWS)により確定された。規制は、国内の象牙取引において「ほぼ全面禁止」を実施するために、象牙の商業取引の特定の分野への禁止事項を追加する。
© TRAFFIC
2016年04月14日
インド、ボパールで、野生生物犯罪抑止のスキルを身につけた14頭の探知犬の卒業パレードがおこなわれた。インド国内の野生生物探知犬の頭数は倍となった。探知犬は、トラやヒョウの骨・皮や熊胆などの野生生物製品を嗅ぎ分ける訓練がされており、現地に配属されたあとは他の野生生物の密輸の捜査もおこなう。
© Shaleen Attre / TRAFFIC
2016年02月20日
センザンコウの生体、肉、うろこの違法取引がミャンマーのモンラで急増していることが、トラフィック共著の調査報告書によって示された。報告書は、モンラがセンザンコウの主要取引拠点であることも明らかにしている。
2015年、南アフリカのサイの密猟わずかに減少
アフリカ全体では最悪の状況
2016年01月29日
南アフリカ共和国政府は21日、2015年のサイの違法捕殺数を公表した。1,175頭という数字は、2014年に記録した1,215頭からわずかな減少を示すが、アフリカのサイの密猟数は、大陸全土で合計すると最悪の記録となった。
2015年11月06日
新たなトラフィックの報告書は、輸出目的で年間何百万匹ものトッケイヤモリを繁殖するための許可が与えられたインドネシアの飼育繁殖事業の実行可能性について、疑問視している。
© M. Auliya / TRAFFIC
2015年10月23日
北京森林公安支局は、大規模な野生生物の違法取引事件で16人の容疑者の逮捕を発表した。これにより、804.4kgの象牙と11.3kgの犀角、35個のクマの掌を含む野生生物製品が押収された。
© TRAFFIC
2015年10月22日
スカルノ・ハッタ国際空港で、インドネシアのジャカルタから国外へ密輸しようと、8頭のミミナシオオトカゲを服の下に隠し持っていたとして、ドイツ国籍の男性が逮捕された。
© Ch'ien C. Lee / Rainforest Pictures of Tropical Asia
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