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野生生物ニュース

2014年

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進展見えたが、未だ遠い道のり
-韓国開催の生物多様性サミット閉幕-

2014年11月20日

韓国の平昌で開催された生物多様性条約第12回締約国会議(CBD-CoP12)において、194カ国の加盟国(2014年10月時点)と3000を超える代表団による2週間の協議が閉幕した。

©TRAFFIC

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野生植物の持続可能な利用と保全 愛知目標の達成に不可欠

2014年11月18日

韓国の平昌で開催されたCBD-CoP12に当たり発表された報告書『植物保全に関する報告書2014年版』で、世界の植物保全に対する目標のうちいくつかは、2020年までには達成できない見通しであることがわかった。トラフィックは、締約国に対して植物保全への取り組み強化を呼びかけた。

©K. Kanari

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トラフィックとアリババグループ、覚書に調印:
オンラインでの違法な野生生物取引の削減に向け協力

2014年11月13日

トラフィックとアリババグループは、違法な野生生物の取引の削減に向けて協働して取り組む趣旨の覚書に調印。オンライン上での違法な野生生物製品の掲載および販売に対し、いかなる違反も許さないことを誓い、連携して消費者への教育をおこなっていくことを表明した。

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変化するウナギ取引の動態-フィリピン

2014年11月06日

トラフィックとロンドン動物学会共同の報告書により、ウナギの稚魚が引き続き、フィリピンから大量に持ち出されていることが明らかになった。ウナギの保全と管理についての見解を示す報告書。

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【イベント開催報告】アフリカゾウとサイ-密猟の危機を知る~私たちの暮らしを支える世界の生物多様性~

2014年10月17日

トラフィックイーストアジアジャパンは、10月7日、講演『アフリカゾウとサイ-密猟の危機を知る』を開催した。なぜ、密猟が再燃してしまったのか、日本の歴史から学ぶべきことは何か。30年以上ゾウとサイの違法取引の問題に携わってきたトラフィックのゾウ・サイプログラムリーダー、トム・ミリケンが解説した。

©トラフィックイーストアジアジャパン

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【イベント開催のご案内】トム・ミリケン来日講演「アフリカゾウとサイ-密猟の危機を知る」

2014年09月24日

2014年10月7日(火)、トラフィックは、ワシントン条約の専門家として長年ゾウやサイの問題に携わってきたトム・ミリケン氏を迎えて、講演会を開催します。

©Marthin Harvey/WWF-Canon

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ニホンウナギの国際的な資源管理
-課題は山積みだが、重要なスタート-

2014年09月18日

9月16日、17日に開催された「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第7回非公式協議」の結果、ウナギのの稚魚の池入れ量の制限と、その実施のための国際的な養鰻管理組織の設立が合意された。

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サメとオニイトマキエイが国連の保護を受ける歴史的な日

2014年09月14日

9月14日、国際取引の規制措置の効力が発生するにあたり、5種のサメ類と2種のオニイトマキエイ類が、ワシントン条約による保護を受けることとなった。

© Andy Cornish / WWF-Canon

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対策を講じなければ制裁措置を‐ワシントン条約・タイの違法な象牙取引

2014年08月07日

7月7日~11日、ワシントン条約の常設委員会が開催された。2013年の締約国会議で国内象牙行動計画を策定するよう命じられた8カ国より進捗が報告され、タイの取り組みが不充分であることが明らかとなった。その他、サイやサメ、木材など様々な課題についての必要な措置が話し合われた。

©Naomi Doak / TRAFFIC

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ニホンウナギを含めたウナギの資源管理が急務に

2014年06月18日

6月12日にIUCNは、レッドリストの改訂を発表した。新たに2,110種が追加され、ニホンウナギが、絶滅危惧種(EN)として掲載された。国内のウナギ類の資源管理体制を強化するとともに、漁獲、養殖、消費している関係国と共同して対策を進めることが必要である。

©Richard Thomas / TRAFFIC

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