
2014年09月14日
9月14日、国際取引の規制措置の効力が発生するにあたり、5種のサメ類と2種のオニイトマキエイ類が、ワシントン条約による保護を受けることとなった。
© Andy Cornish / WWF-Canon
対策を講じなければ制裁措置を‐ワシントン条約・タイの違法な象牙取引
2014年08月07日
7月7日~11日、ワシントン条約の常設委員会が開催された。2013年の締約国会議で国内象牙行動計画を策定するよう命じられた8カ国より進捗が報告され、タイの取り組みが不充分であることが明らかとなった。その他、サイやサメ、木材など様々な課題についての必要な措置が話し合われた。
©Naomi Doak / TRAFFIC
2014年06月18日
6月12日にIUCNは、レッドリストの改訂を発表した。新たに2,110種が追加され、ニホンウナギが、絶滅危惧種(EN)として掲載された。国内のウナギ類の資源管理体制を強化するとともに、漁獲、養殖、消費している関係国と共同して対策を進めることが必要である。
©Richard Thomas / TRAFFIC
2013年10月29日
CCSBT(みなみまぐろ保存委員会)の年次会合がアデレードで開かれた。関係する国の政府が、現在および予測される資源評価を考慮に入れたうえで、ミナミマグロ漁獲の年次配分量を決め、また、公海における漁業操業を規制する措置に合意する機会となるものであるが、長期的目標を明らかにすることはできなかった。
©naturepl.com/David Fleetham/WWF-Canon
2013年10月17日
新たなトラフィックの調査は、サメ類とオニイトマキエイ類7種について、ワシントン条約の規制を通じた取引管理の実施により、持続可能に、かつ、合法的に漁獲されたもののみが国際取引で扱われることをどのように確かなものとすることができるのか、ということを調べるものである。
©Andrea Marshall
【シンポジウム開催報告】ワシントン条約の動向と日本への期待
<ワシントン条約40周年記念シンポジウム>
2013年09月03日
トラフィックイーストアジアジャパンは、今年で40周年を迎えたワシントン条約を記念したシンポジウムを8月21日に開催した。スキャンロン事務局長による基調講演に続き、第1部「野生生物取引の国際動向と日本」、第2部「責任ある水産種の管理」というテーマのもと、行政、研究、NGO、漁業者などによる幅広い講演が注目を集めた。
©トラフィックイーストアジアジャパン
2013年03月26日
野生動植物の取引規制について各国政府が話し合う2週間が終了した。違法な野生生物取引を撲滅するため、また、貴重な種が生息する地域で、持続可能な取引の未来を保証するための世界的な取組みにおいて、いくつか大きく前進をした。
【CITES-CoP16】会議情報:オニイトマキエイ ワシントン条約規制対象に
2013年03月13日
現在タイで開催されている第16回ワシントン条約締約国会議において、鰓板の高水準の需要による過剰な捕獲のために衰退の道をたどっているオニイトマキエイ属の国際的な取引管理を改善するために、締約国政府が投票をおこなった。
コロンビアとエクアドルの提案は、オニイトマキエイ属をワシントン条約の附属書 Ⅱ へ掲載することに成功した。
最終的な結果は、CoP16最後の全体会議により議決される。
©Cat Holloway / WWF-Canon
【CITES-CoP16】会議情報:サメ類 強化された取引保護対策を受理
2013年03月13日
現在タイで開催されている第16回ワシントン条約締約国会議において、高価なヒレと肉のための過剰な漁獲が原因で、深刻な減少を見せるサメ類の数種に対して、国際的な取引管理を改善するために、締約国政府が投票をおこなった。
3つの提案が、5種のサメ類をワシントン条約の附属書 Ⅱ へ掲載することに成功した。
最終的な結果は、CoP16最後の全体会議により議決される。
©M Burgener / TRAFFIC
【CITES-CoP16】関連情報:附属書掲載が提案されているサメ類
2013年03月08日
3月3日~14日、タイのバンコクで開催されている第16回ワシントン条約締約国会議に関して、トラフィックイーストアジアジャパンは、数回のシリーズでワシントン条約関連情報を掲載しています。
第4回目は、「水産種について」提案にあがっているサメ類に関してまとめた資料を紹介します。
©naturepl.com/Doug Perrine/WWF-Canon
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