バードライフ・インターナショナルのMuhtari Aminu-Kanoが19の市民社会団体の代表としてSBSTTA 14で発言した。© R. Melisch / TRAFFIC |
【ケニア、ナイロビ発 2010年5月17日】
2010年生物多様性目標の失敗を踏まえ、そのミッションを変更した上で、2020年までに実施されるべき確固たる新しい対策を掲げるよう、トラフィックを含む19の自然保護団体が連名で生物多様性条約に求めた。
19の自然保護団体を代表してバードライフ・インターナショナルのDr Muhtari Aminu-Kano博士は 、根本的な原因への取り組みに失敗した結果として、生物多様性の損失が引き続き憂慮すべき速度で進んでいることを指摘した。
「かなりの量の生産と消費を伴う人口の増加を支えている地球のキャパシティにはかぎりがある。地球上の命の持続性がかなり蝕まれつつある」とAminu-Kanoは言う。
私たちは交差点に立っている。地球規模生物多様性概況第3版(GBO3)が警告したように、「迅速で急進的で創造的なアクション」なしには、地球上のいのちの損失スピードをさらに速めてしまうことになる。」
Aminu-Kanoは科学技術助言補助機関(SBSTTA)の第14回会合で発言の機会を得て、コメントを発表した。この会合は、今年10月に日本で開催される生物多様性条約第10回締約国会議に先立つ重要な準備会合である。
Aminu-Kanoによって読み上げられた市民社会団体の共同声明は、生物多様性の損失を2020年までに止めること;もっとも高い政治レベルにおいて世界の生物多様性の危機に取り組むこと;生物多様性保全活動を経済政策に組み入れること;急を要する問題としてさらなる生息地の損失を防ぐことなどを含む、多くの確約をおこなうよう締約国に呼びかけた。
提案された生物多様性条約のミッションの文章の変更は、締約国のひとつであるマラウイも支持したことで、SBSTTAの第14回会合(SBSTTA 14)においてさらに検討されるだろう。
「トラフィックは、締約国や締約国のフォーカルポイントおよび当局、市民社会団体および民間部門が、生物多様性条約の次なる新しい戦略計画に書き込まれているこれらの目標を達成できるように、サポートする用意がある」とナイロビでおこなわれたSBSTTA 14でトラフィックの代表を務めたRoland Melischは言う。
「特に野生生物資源の持続可能な利用およびそれに続く取引に関して、トラフィックは生物多様性条約の原則に沿うために必要な最適の基準について専門的な意見やアドバイスをおこなうことができる。」
この声明を連名で作成した市民社会団体および保護に関する団体には以下の団体が含まれる。バードライフ・インターナショナルBirdLife International, 植物園自然保護国際機構(BGCI)、コンサベーション・インターナショナル、EcoNexus、Ecoropa、Forest People's Programme, Fundación Vida Silvestre Argentina、Global Forest Coalition、国際侵入種プログラム、グリーンピース、生物多様性条約市民ネットワーク(約80の参加団体)、Kalpavriksh(インド)、Plantlife International、The Gaia Foundation、The Timberwatch Coalition(南アフリカ)、トラフィック、VAS - Green Environment Society(イタリアの50団体の連合体)、ウェットランド・インターナショナル、WWF
声明文(英語) (PDF, 100 KB)
声明文(日本語)(PDF, 145 KB)
声明文(スペイン語)(PDF, 110 KB)
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