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ネットオークション上での「取引」とは?

2013年03月27日
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 トラフィックは2009年に日本語のインターネットオークションサイトにおける野生生物製品の取引状況を調査した。当時出品数の多かった二つのオークションサイトに対し、ワシントン条約対象種の出品を確認する形でおこなわれたものである。

 この調査で、象牙、ベッコウ、ワニの皮革製品、キャビアの製品などが数多く出品されていたことが確認され、また原産国の表示や海外発送への対応に関する記述などから、日本語のオークションサイトでの取引が国際取引と密接にかかわっていることを示している。

 今回この調査の詳細版を公表する。報告書ではオークションサイトに出品されていた野生動植物製品に関する情報にくわえ、オークションサイト運営側の取り組み事例、今後の対応の可能性について示唆する情報や、提言が盛り込まれている。

報告書のダウンロードはこちらから
『日本語インターネットオークションサイトでの野生動植物取引(2009年)』

 日本国内では、野生生物の国内取引を管理するための「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」の改正が検討されている。20年以上前に制定されたこの法律について検討されている改正が必要な項目の一つには、インターネット上でおこなわれる取引に関する監視・規制に関する再定義が挙げられている。仮想空間上のやりとりに端を発する取引であっても、動植物製品が動く限り取引であることにはかわりはない。実店舗などにおける野生生物取引と同様、あるいはさらに進化するバーチャル上での取引により適応した形での適切な管理やモニタリング、必要に応じた規制が求められる。

 この結果概要については2010年にトラフィックイーストアジアジャパンより出版されたレポートに収載されている。
『私たちの暮らしを支える世界の生物多様性』
※今回公表される報告書と内容に齟齬があった場合は新しく出版された報告書の内容を優先することとする。

2013年03月27日
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