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2004年10月14日、今月2日から開催されていた第13回ワシントン条約締約国会議が閉幕しました。決議案の議題としては、附属書 改正基準の改訂、経済的な誘因について、サメの保護、ワシントン条約と生物多様性条約やFAOとの関係などについて、活発な議論がおこなわれた。 附属書改正提案については、主なものでは、沈香を産出するアクイラリア属とGyrinops属や、木材種のラミンの附属書IIへの掲載が採択された。ま た、海産種ではメガネモチノウオやホホジロザメの附属書IIへの掲載も採択された。また爬虫類ではクモノスガメが附属書Iへ格上げされたのを始め、ニシク イガメ、ムツイタガメ、インドシナオオスッポン、スッポンモドキ、ヘラオヤモリ属などの附属書IIへの掲載が決まった。日本が唯一提案していたミンククジ ラのダウンリスティングは否決された。
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![]() 左上から右回り(c) Kim Lochen, (c)TRAFFIC
Japan, (c)TRAFFIC / Simon Milledge,(c)WWF Japan
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