ホーム出版物>林産物-レポート

出版物

違法伐採の阻止における ワシントン条約の役割-現状と将来性

2009年3月発行
 

目次紹介 (CONTENTS)

CITEStimber-J.jpg

背景とイントロダクション
-違法伐採と、その管理の手段
-違法伐採と木材取引に関する近年の国際的イニシアティブ

方法

「違法伐採」と「違法木材」の法的・実用的定義

ワシントン条約:概要

ワシントン条約の樹木種掲載の歴史

ワシントン条約が違法伐採の問題に対処する能力
-取引を監視すること
-伐採の持続可能性
-動植物保護に関する国内法を厳守する
-ワシントン条約の施行のために国内法を制定し執行する
-国際協力を促進し、変化を生じさせる力としてのワシントン条約
-よく似た種の掲載に関する規定
-附属書の選択

ケーススタディ1:アレルセFitzroya cupresspodes
ケーススタディ2:マラッカジンコウAquilaria malaccensis
ケーススタディ3:ラミンGonystylus spp.
ケーススタディ4:オオバマホガニーSwietenia macrophylla

結論

提言

◆内容

世界で違法な伐採や取引が問題となっている世界の森林資源は、国際的に取引される野生動植物でもある。時には、過剰な取引により絶滅の危機に瀕しているとして、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約-ワシントン条約に掲載されている場合もある。トラフィックインターナショナルから出版された本報告書は、違法な伐採を阻止するために、ワシントン条約が、どのように有効活用されるべきか、またその可能性についてまとめたものである。

 報告書中では、アレルセFitzroya cupresspodes、マラッカジンコウAquilaria malaccensis、ラミンGonystylus spp.、オオバマホガニーSwietenia macrophylla という4種の樹木種について、そのワシントン条約附属書に掲載された経緯や掲載の効果、課題などのケーススタディもおこなわれている。

 本報告書は、2006年7月にトラフィックインターナショナルが発行した『THE ROLE OF CITES IN COMBATING ILLEGAL LOGGING - CURRENT AND POTENTIAL』を、トラフィックイーストアジアジャパンが訳した翻訳版です。


全文ダウン ロード

『違法伐採の阻止におけるワシントン条約の役割―現在と将来性』 (個人コピー用 PDFファイル) 
和訳:トラフィックイーストアジアジャパン【2009年3月発行】55ページ

※英文(原文) 『THE ROLE OF CITES IN COMBATING ILLEGAL LOGGING - CURRENT AND POTENTIAL』発行:トラフィックインターナショナル 著者:チェン・ヒン・ケオン【2006年7月発行】

 


その他カテゴリの報告書/レポート

動物   水産物   林産物   薬用動植物   ワシントン条約・法律   違法事例・法執行 その他

地域別に報告書/レポートをみる

アジア   アフリカ   アメリカ   ヨーロッパ   その他地域