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「あたりまえに食べていた“うなぎ”の値段が安くなったと思いませんか?」こんなフレーズで始まるこのリーフレットは、うなぎの生態や日本の消費状況に焦点をあて、うなぎをとりまく現状・その未来について、うなぎに古くから深くかかわりのある日本人に、もっと関心を持ってもらおうと作成したものです。 うなぎについて、もっと理解を深め、その行く末を真剣に考えていかなければ、本当に「あたりまえに食べていた“うなぎ”の生命の環が途切れてしまうかもしれません」。 |
うなぎは日本人にとっては身近な魚ですが、生き物としてのうなぎについてはあまり知られていません。うなぎの生態には、いまだ未解明な部分が多く、まだまだ謎の多い生き物です。
うなぎの養殖は、実は天然のうなぎの稚魚(シラスウナギ)を獲って、それを育てているに過ぎません。うなぎを産卵・人工孵化させ養殖を行なうことはまだできないのです。現在わたしたちが食べているうなぎは、もとをたどれば、すべて自然界から獲ってきたものなのです。
日本でのうなぎの消費量はここ数年「うなぎのぼり」。日本では世界の生産量の7割近くを消費しています(2000年)。それに反し、減っているのが天然うなぎの資源量です。このように、日本はうなぎの未来にとって大きな影響力を持つ国であることは明らかです。
入手希望の方はご連絡ください。(送料のみご負担いただきます。)
このリーフレットは、2002年に行なわれた調査・研究をもとに作成されました。報告書についての詳細はニュースレターに掲載されています。
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