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水産資源

トラフィックと水産資源

持続可能な漁業と取引を推進します。

Martin Harvev / WWF-Canon

背景・現状

国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の海洋生物資源のうち約70%が過剰に漁獲されているといわれています。IUU(違法、無規制、無報告)漁業や持続可能ではない供給源による水産物の漁獲と取引を減少させることは、海の生き物の暮らしを守るだけではなく、これからも私たちが海の恵みを享受し続けるために、早急に取り組むべき課題です。

トラフィックの活動

トラフィックは、世界でおこなわれる水産資源の漁獲と取引についての調査・分析を基礎とし、将来にわたる持続可能性と合法性を確保するための活動を続けています。とくに、過剰に利用されている種や資源量の減少が心配されている種などに重点を置き、地域漁業管理機関(RFMOs)や政府によって適切な資源管理が施策されるよう働きかけています。さらに、IUU漁業に由来する水産物の輸出入を防ぐため、政府や企業の対策強化を支援します。

■取り組んでいる種
マグロ類
サメ類
チョウザメ類
メロ(マジェランアイナメなど)
サケ
スケトウダラ
ウナギ
メガネモチノウオ
ウミガメ類 など

水産資源に関する資料

『カムチャッカにおける違法、無報告、無規制の太平洋サケ漁業』

『カムチャッカにおける違法、無報告、無規制の太平洋サケ漁業』

レポートサマリー:報告書の概要をまとめたパンフレット
2009年3月発行(在庫あり)

『TRADING TAILS-ロシアのサケ漁業と東アジア市場の関連性-』

『TRADING TAILS-ロシアのサケ漁業と東アジア市場の関連性-』

レポートサマリー:報告書の概要をまとめたパンフレット
2008年2月発行(在庫あり)