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TRAFFICとワシントン条約

TRAFFICの最優先課題は、野生生物の取引問題に取り組むために国際的な協力関係を促進することです。 特に「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引関する条約」(CITES)との連係を重視しています。

TRAFFICはワシントン条約で意思決定がおこなわれる際に必要な情報を提供するなど、 野生生物の国際取引が持続可能な水準を維持し、種の存続への脅威とならないようワシントン条約の活動を支援しています。 1999年にはTRAFFICとワシントン条約が能力強化のための共同行動を実施していく ことを目的とした覚書を取り交わしました。

Margin Harvey / WWF-Canon

特にワシントン条約締約国会議においては、TRAFFICは国際自然保護連合(IUCN)とともに、 提出された附属書改正提案について徹底的な分析をおこない、その結果を発表しています。 またこの分析に基づき、各附属書改正提案に対するTRAFFICの見解をまとめ、公表しています。 これらは関係者に配布され、会議での検討の際に参考にされます。さらに、レポート やブリーフィングなども会議の資料として配布しています。