![]() 2007年8月30日 トラフィックネットワークNEWS
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![]() 押収されたトラの皮とクマの掌 ©Pavel Fomenko / WWF |
極東ロシアのプリモルスキー州の税関と国境警備隊は、中国向けの違法な野生生物から作られた製品を押収した。
押収にはツキノワグマおよびヒグマの掌やシベリアトラの皮と骨が480個、野生のチョウセンニンジン(朝鮮人参)20kgが含まれていた。特に、シベリアトラの部分とそれらを利用した製品が押収されたのは、今年に入って4回目である。本年1月、360kg分のクマの掌とシベリアトラ3頭の毛皮と骨、サイガの角531本が押収された。 続く2月には、ハンカ分遣隊からの国境警備隊が130個のクマの掌を押収している。さらに7月、ウラジオストクの税関で、北朝鮮国籍の人物1人の出国手続き審査中、130個のクマの掌が発見された。
サイガの角を除くこれら押収物品は、ロシア極東地域から来ている。
「この最近の押収は、ロシア国境の極東地域を越えて密輸されている野生生物製品がどれだけの量になるかを示唆している」とトラフィックのアレクセイ・ワイズマンは言う。
いわゆる「ハンカの裂け目」といわれているのは、中国とロシアの国境地帯ではもっとも悪名高い一帯のひとつである。この区域での厳格な管理を維持するためにも、違法な取引を差し止め、これらを持ち出しの責任を負う者を捕まえることがもっとも重要である。ワシントン条約の書類に関連した複雑な官僚機構の簡略化もまた、状況をよくする手助けとなるだろう。
このクマの掌とチョウセンニンジンの密輸にかかわった中国国籍とロシア国籍の人物に対する法的手続きが始まっている。
(2007年10月3日更新)
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