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![]() 2006年3月2日 トラフィックネットワークNEWS
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2006年2月28日、ロンドン動物園で開催されたPAWオープンセミナーにて、生物多様性問題担当大臣ジム・ナイト氏からトラフィックインターナショナルの事務局長スティーブン・ブロードに、PAWパートナー・オブ・ザ・イヤー賞が贈られた。© Defra |
【英国、ケンブリッジ】 2006年2月28日にロンドン動物園にて開催されたPartnership for Action Against Wildlife Crime(PAW)のオープンセミナーにおいて、生物多様性問題担当大臣ジム・ナイト氏からトラフィックインターナショナルの事務局長スティーブン・ブロードに、PAWパートナー・オブ・ザ・イヤー賞が贈られた。ジム・ナイト大臣はスピーチで、トラフィックインターナショナルの専門家集団としての高い意識と誠実で公平な活動を称賛した。
トラフィックはPAW発足以来のメンバーであり、多数の作業グループに積極的に参加している。1991年以降、環境食糧農村地域省(Defra)はトラフィックに執行役のポストを与え、任務の業績について非常に高く評価している。この賞は、Browne Jacobson Solicitors法律事務所がスポンサーとなっており、次のように述べている。「トラフィックはPAWに参加する、もっともすぐれたNGOのひとつであり、その活動によって、共同事業というアプローチ方法の価値がうまく実証されている。トラフィックは地域と世界の双方に目を向け、その事業は世界全体にとって、また地域社会にとっても欠かせないものである。」Browne Jacobsonは賞の後援に加え、受賞者に対し、500ポンド(約10万円)分の法律アドバイスを無料で提供する。
受賞にあたり、スティーブン・ブロードは次のように話している。「トラフィックインターナショナルの代表としてこの賞をいただき、光栄です。PAWは、野生生物犯罪との戦いの中で何ができ、何をすべきなのかという模範例であると、私どもは信じています。PAWは組織間の協力および、民間機関、合法的事業者、並びにNGOとの提携を促し、こうした活動の場に必要とされる具体的な行動を奨励しています。トラフィックはPAWへの支援を継続し、野生動物に関する犯罪への対策を推し進めていくことをお約束します。」
トラフィックは英国の法執行機関を支援する多数の方策を生み出してきた。その最近のものが「Wild Trade Law: A UK Enforcer's Factfile」であり、生物多様性担当大臣によって発行された。このファクトファイル(実例集)は野生生物取引に関係する犯罪の発見と予防を援助するために、英国の法執行機関へ配布される予定である。ファクトファイルには、野生生物取引に関する法規、法廷弁論分析と調査のための指針、警察および英国歳入関税庁の野生生物がかかわる犯罪に関する活動の説明、さらに詳細を知るために有用な参考資料が含まれている。このファクトファイルの大半は、違法であることが多い取引、あるいは法執行機関が対処するのがむずかしい取引でよくみられる生物種および野生生物商品に関する情報が載せられている、野生生物情報シートで占められている。このファクトファイルは、DefraとWWF-UKの双方からの支援を受け、作成された。ファクトファイルについての詳細は、paw.secretariat@defra.gsi.gov.uk まで。
また、情報を集約して英国全土の野生生物の犯罪を調査するために創設される予定のNational Wildlife Crime Unitを展開していくための資金として、トラフィックは英国政府から25万ポンド(約5,140万円)の支援を受けた。このユニットは警察主導のもと、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)の執行のような、国際的に同意された優先事項に焦点を当てた活動を行うこととなる。試験的な事業(英国国家犯罪情報庁[National Criminal Intelligence Service]内に設置)が実施されていたこの4年の間、トラフィックは、野生生物の国際違法取引に関する情報とそれが英国に与える影響に関する情報の提供を通じて試験的事業を支援した。
ジム・ナイト大臣はまた、昨年9月に導入された、EU内の野生生物取引の法執行機関のためのデータベース・リストサーバー「EU-TWIX」(http://www.traffic.org/25/network4/eu.html)に対する16,500ポンド(約340万円)の支援を発表した。 これはトラフィックが作成したもので、EU25ヵ国の法執行機関が違法な野生生物取引に関する危険性についての分析をおこない、また共同調査をより良く運営していけるよう支援する目的で企画された。今回EU-TWIXが受ける資金援助によって、EU-TWIXが取り扱う野生生物取引押収についての情報やその他の情報を集めたオンライン中枢の機能が強化される予定である。
* パートナー・オブ・ザ・イヤー賞は、個人もしくは組織によってなされたPAWへの貢献を表彰するものである。Partnership for Action Against Wildlife Crime(PAW)は、政策立案者と法執行者、この分野に関係する非政府組織(NGO)とをまとめ合わせる目的で、10年前に設立された。PAWは複数の機関が集まった団体で、英国における野生生物の法執行に関係するすべての機関の代表で構成される。その年次セミナーは、PAWのパートナー機関・組織が会合して前年の活動を発表し、目下の課題を議論する場を提供している。政府部局、警察関係、歳入税務局、およびRAPB(王立鳥類保護協会)、RSPCA(王立動物虐待防止協会)、the Guide of Taxidermists、BASC(The British Association for Shooting & Conservation)、the Federation of British Herpetologists(英国爬虫類両生類学連盟)などの組織機関、ならびに取引業者団体から、およそ150人の代表者が今年のセミナーに参加した。
Defraニュースリリース(Defraのサイトへ):”Jim Knight announces £250,000 for National Wildlife Crime Unit”
◆詳細に関するお問い合わせ (トラフィックインターナショナルのサイトへ)
Maija Sirola(Communications Co-ordinator TRAFFIC International)
(2006年4月12日更新)
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