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![]() 2006年5月19日 NEWS
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マレーガビアル ©TRAFFIC East Asia-Japan |
昨年の8月以降、爬虫類の不正登録や詐欺、密輸などの容疑で相次いで関係者が起訴されていた件について、中心的な役割を果たしていた大手爬虫類卸販売業者と、爬虫類の密輸ブローカーに、2006年5月17日、18日に判決が下った。密輸ブローカーの2人には懲役4年罰金400万円と3年300万円が求刑されていたが、それぞれ懲役3年罰金300万円、懲役2年罰金200万円の有罪判決が下った。また卸販売業者には、懲役5年とその法人に罰金200万円が求刑されていたが、被告人には懲役2年6ヵ月、法人には罰金180万円という実刑判決が下った。
判決の理由としては、計画的かつ常習的であり犯行が悪質な点や、前科などがあることや、法律や条約などを立場上よく知っていたはずであるなどが理由として述べられた。また、希少動物は弁償がきくものではないこと、社会的影響が大きいといったことが指摘された。
これまでこの事件の動向を見守ってきたトラフィックイーストアジアジャパンは、今回の警察によるねばり強い捜査が、個々の事件解明のみならず、事件同士のつながりをも明らかにし、日本でおこなわれている不正な爬虫類取引の実情を明らかしたことに賞賛を送りたい。また、この事件については、海外からも照会が寄せられており、海外からの関心の高さがうかがえる。このように、今回の結果が日本のみならず海外の野生生物の違法取引に対する捜査を助けることにもなりそうである。
トラフィックでは今回、国内最大手とも呼ばれる爬虫類卸販売業者密輸による事件へ実刑判決が下ったことを受け、この結果が悪質な密輸ブローカーや爬虫類ペット業者への警鐘となり、爬虫類をとりまく業界全体のモラルの向上につながることを期待する。
(2006年5月19日更新)
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