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2005年8月8日 NEWS

ファッション雑誌に警鐘
シャトゥーシュの掲載に注意


 シャトゥーシュはワシントン条約で国際的に取引が禁止されている。にもかかわらずファッション雑誌ではシャトゥーシュ・ショールについて紹介されていることがある。通常、掲載にあたって、その取引が国際的に禁止されているなどの背景についてはまったく触れられていない。トラフィックでは7月に販売されたファッション雑誌に対して、掲載に注意を促す下記の趣旨の手紙を送付した。

 

シャトゥーシュは、チベットアンテロープという絶滅のおそれのある動物から採取された微少の毛から作る織物で、この毛織物はワシントン条約で国際取引が禁止されている。そのような視点から、以下の点において野生生物保護上の問題があると考える。

  • 所持者はどこでどのように入手したものか疑問がある。国内であれば密輸品、また海外から持ち帰ったのであれば不正に持ち込んだ可能性が限りなく高い。
  • 今回2件でており、読者は「どこで買えるのか、入手したい」と思い、需要を高め、原産地での密猟を誘発しかねない。

 ファッション雑誌のようなトレンド誌の一般読者への影響力を考えると、関係者には次の点に注意するよう要望する。

・ワシントン条約で附属書Tに掲載されているものは紹介しない。

・ワシントン条約で対象となっている動植物で作成された製品を扱う場合は、条約についての説明記事を掲載する。

 


  その結果、雑誌編集長からは、今後はこのようなことがないよう十分配慮し、スタッフの知識の向上を心がけるとのコメントを得た。

(2005年8月8日更新)

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