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ワシントン条約対象動植物

チベットアンテロープ(チルー)


(c) WWF-Canon / Ronald PETOCZ
分類 偶蹄目ウシ科
学名 Pantholops hodgsonii
IUCNレッドリスト(2004)
絶滅危惧種(EN)

 中国の青海高原とインドのラダック地方にのみ生息し、20世紀初頭には約100万頭いたといわれるが、2001年現在の推定個体数は75,000頭以下である。
 1979年からワシントン条約の附属書Tに掲載され、国際取引が禁止されている。

チベットアンテロープの利用

 チベットアンテロープの毛は、シャトゥーシュとよばれる高級毛織物に利用されている。チベットアンテロープの毛は人間の毛髪の1/8の細さで、大きなショールでも、指輪を楽に通り抜けるほど滑らかで人気を集めている。このため年間2万頭のチベットアンテロープが、密猟の犠牲になっているという。生息国のインドでは、捕獲と取引を厳しく規制している。

チベットアンテロープの輸入について

 チベットアンテロープの製品は、我が国でも「外国為替及び外国貿易法」によって輸入が禁止されており、また、ワシントン条約適用前に取得したものなどで輸入が認められた場合は「種の保存法」によって環境省への登録が義務づけられる。トラフィックの調べによれば1994年〜2002年に(2000年は法執行目的に3件の輸入記録があるが)日本には過去に輸入された記録はなく、2001年時点で、環境省にも登録されたものはない。



シャトゥーシュ関連

2001年 トラフィックイーストアジアジャパンのプレスリリース参照

2005年8月 ファッション雑誌に警鐘―シャトゥーシュの掲載に注意―

2006年6月 トラフィックイーストアジアジャパン強力推薦 映画 『ココシリ』

2006年7月 タイのバンコクでの摘発事例

(2006.8.15更新)
 
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