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![]() トラフィックイーストアジアジャパンの年次報告トラフィックネットワークは、野生動植物の取引についての重点テーマとして早期警告、希少種、資源確保、ホットスポットに2004〜2008年の4年計画で取り組んでいます。
2004年度 年次報告 2004年度トラフィックイーストアジアジャパンは、野生生物の取引の透明性を高めることを活動の柱としてきました。林産物についてはインドネシアとの二国間をケーススタディとして木材伐採から日本市場までを明らかにしようと努めました。その結果、解明できるところとできないところがあることがわかり、今後の課題となりました。水産物については、マグロの市場調査で取引経路や課題が浮き彫りになる予定です。さらに象牙の取引は過去20年間継続して調査した実績から、違法象牙を排除するしくみを提案しました。 ■取引の早期傾向把握−国内体制をさらによくする提案取引の傾向を把握し早期に警告することは、過剰な利用を早い段階で指摘するため、取引をモニターするものです。持続可能な利用のためにはモニターは欠かせません。2005年3月に「淡水カメ・リクガメの市場調査」を発表しました。この報告は、ペット用の生きたカメなかには違法に取引されたものが混入している可能性があることを指摘しました。さらに国内管理体制の問題について環境省と意見交換しました。
さらに、法執行の支援策として、各税関で職員に対して「ワシントン条約と野生生物取引」の講義をおこないました。
また、第13回ワシントン条約締約国会議が開催されるにあたり、国内の情報を集め、ネットワークを経由して各国に配信しました。ワシントン条約の会議場では日本政府や関係国政府代表の判断用資料として役立てられました。
■希少種の保護−象牙から見えてくるゾウ保護貢献希少種のなかではゾウ保護に象牙の視点から取り組んでいます。2005年3月にワシントン条約専門調査団が来日し、国内の象牙管理体制について視察しました。そのとき調査団と面談し、それまで継続してモニターしてきた国内管理について問題点と改善点を指摘しました。 ■資源確保−違法なものはどれか、どうやって排除するか 資源確保は、人間の生活に欠かせない自然資源を維持するためのものです。 ■ホットスポット−ASEAN諸国からの密輸を減らす方法を探すホットスポットは、違法取引が多発する地域の改善策に取り組むものです。日本は東南アジアからの密輸が多いことから、東南アジアの法執行改善を支援しています。そのひとつとして、我が国のワシントン条約年次報告書をまとめ、ASEAN諸国との関係について分析しました。この結果をトラフィック東南アジアに提供し、問題があるとみられる取引について検討しています。
(2006年2月24日更新) |
